2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

フライホイールいろいろ

右の7つボルトのフライホイールが、レースに使われ、納屋に転がっていたエンジンに付いていた。が、オリジナルは左の5つボルト。7つ穴フライホイールをよく見ると5つ穴を埋めて!7つに改造したようだ。ピストン、コンロッド、クランクもオリジナルでは…

バルブまわり

左が納屋から救ったエンジンのヘッド。明らかにバルブ・スプリング、リテーナーがオリジナルではなく、どうもミニョッティ製らしい。小さいリテーナー、細く長いスプリングで、筆で青い色がスプリングに一寸付けられている。このヘッド、面研、クラックを溶…

Gordini エンジン&部品

世の中には自分のR8Gordiniとかアルピーヌの為にエンジンや部品を貯め込んだりしている人がいる。日本の話ではなく、世界津々浦々の話。日本のメール知り合った方のGordiniエンジンが、OHしてもダメで中々生き返らないという話を聞いていた。僕もバラバラで…

カルフォルニアで何に乗る?

2000年の年末に寒く暗いルクセンブルグから、暖かく明るい米国西海岸、南カルフォルニアへ引越しした。実際は11月頃から1月の南カルフォルニアの2000年の天候は雨続きでストームも沢山やって来た。冬は毎年多かれ少なかれ雨が続く時期だ。引越し後、…

Lancia K

閑話休題・・99年から2000年の年末、欧州を離れるまで、90,000km乗ったLancia Themaの後釜のK:カッパに乗っていた。Themaは新車だったが、このカッパは走行距離80,000kmの中古でV6 Automaticだった。Automaticとエンジン・センサーの…

1300用クロスメンバー

元々のVCエンジンに付いていたクロスメンバーとGordiniエンジンにオマケで付いてきた物と微妙に違った。この話をするとエンジンの話をしなくてはならない。このオマケ付エンジンは納屋に転がっていたやつで、レースに使っていた1296だった。エンジンの中を開…

スイベル・ハブ②

上下平行になるようプレスで修正し、ベアリングを取っ払ったあと。

ギリシャ男とスイベル・ハブ

スイベル・ハブを取り外すのは大変だった。実は自分では取り外せなかった。上と下がボール・ジョイントとナットで留まっており、ナットを外すのは簡単だ。が、ボールジョイントを抜くのはルノーのマニュアルによりと、内側から押し出すようなツールを使うら…

雨天決行

ワークス・カーと上野原方面まで行ってきました。朝、中央道に向かうときに、又プスッとエンジンが死んだけど、今回は余裕の『おう、コイルのケーブルやな』と・・案の定。コイルまで中々手が届かず右手甲が傷だらけに。ワークスと石川PAで待ち合わせし、上…

パウダー・コーティング

下回りの部品は、殆ど全てをパウダー・コーティングした。幸運にも車で15分位のところにコーティング屋はあった。クロス・メンバー、サブ・フレーム、Aアーム、ブレーキ・カバー、スイベル・ハブ、トレーリング・アーム、ハーフシャフトなど等が当に新品・…

ブラストとメッキ

車をバラバラにした後、外したボルトはバケツ一杯になったが、万が一に備えて、汚く錆びたボルトを最後に組み立てるまで取っておいた。特殊なものが幾つかあったので捨てるのは代用品が入手できてからにした。一般的なボルトは新品を調達した。ただ米国にい…

前と後ろ

前後ボンネットはご覧の通り・・・これで修理90%すみ。ところでフランスだったかベルギーだったか。8年かけて110をレストアした人がいる。欧州でよくあるようにシャシーとボディを分離してレストアをしたようだ。とても分離は僕一人では出来なかった…

年取ると小じわが

小じわならまだしも、目じり、鼻の突端までひびだらけ。ひびを取ってはパテで埋めた。一貫性無く、ポリパテであったりファイバー入りパテだったり。極めて好い加減なお手入れをした。いろいろレストアの細かい作業で役立ったのは、ドレメルの小さなグライン…

1/1プラモデル

会社のケンが、タミヤからAlpineが又出ると教えてくれた。ケンが模型好き(いまや模型好きは死語か、モデラーですね)とは知らんかったなあ。一寸お仕事中にタミヤのサイトに行ったら、3月8日発売『アルピーヌ ルノー A110 モンテカルロ '71』ということら…

エア・インテイク

パテ盛り盛りでエア・インテイク部がボディと一体化されていた。ドライバーでこじって、力まかせに外そうとしたが、中々しぶとかった。それというのも本体とは6本ものリベットでガチガチに一体化され+パテ盛りということが後で判った。外した後はサンダー…

California Sky Blue

朝ご近所迷惑を顧みずバリバリ音をたてた。近所一回りのつもり、調子よければ少々遠方へのつもりだったが、朝早くから環状八号は込んでいて、方向転換。東京の道はいつでも混んでいるのか。方向転換して井の頭通りをバリバリ加速中に、プスっとエンジンがい…

フレンチ・ブルー

2002年8月、アバルト乗りのAndyとラグナ・セカへ行った。当然戦前戦後の車が集まる。僕の期待はGordiniやBugattiだった。写真は言わずもがな左上はブガッティ、右はタルボ2台、下はGordini。この時かな、Alpineの塗装は古いフランス車に倣い、フレンチ…

床修理②

手前は修理完了、ドライバー側はこれから。

床修理①

元々、シートに座ると何かパリパリ音がするのが気にかかっていた。ドイツのTreicoの親父が言ってたっけ。『床はダメになるョ、腐る』って。実際彼は床を剥がしてアルミ板を張っていた。床はファイバーで上下からベニヤ板をサンドイッチしている構造だ。上の…

空っぽ

同時期、後ろからは、こんな状態。オリジナルの防音耐熱のマットごときが貼ってあったが、経年変化でぽろぽろ状態で全て剥がし取る事になる。リア・エア・インテイクは前のオーナーがパテで盛ってあったのでデカいドライバーでこじって剥ぎ取る。リベット止…

2001年11月11日

01年11月。エンジンを子供と二人で降ろした。僕の110は74年なのでリア・パネルを外し、エンジン下にジャッキをを当ててボルトを外し後ろへズズーッとひっぱって外した。ギアボックスが映っていないが、多分降ろし済み。ついでに左右ドアも外してい…

2001年6月15日

Alpineはオランダ(ZEEBRUGGE)からシップされ、01年1月29日に家から30分程のカリフォルニアのワイニーミ港(HUENEME)に到着した。車は岸壁近くにぽつんと置かれていた。エンジンは当然かからず、ローダーに載せてゆっくり持ち帰った。それから・・レス…

エンジン調達

『エシャップモン』を毎月見ながらGordiniを物色し始めた。97年頃だったか、一台は1255ccでパーツの状態、もう一台は1296ccコンプレットが出ており、早々僕の部下のYvesに電話をしてもらい商談・・というか今週末に行くけん、よろしゅうという…

バックシャン