ブラストとメッキ

tanshin2005-02-18

車をバラバラにした後、外したボルトはバケツ一杯になったが、万が一に備えて、汚く錆びたボルトを最後に組み立てるまで取っておいた。特殊なものが幾つかあったので捨てるのは代用品が入手できてからにした。一般的なボルトは新品を調達した。ただ米国にいたのでメトリックのボルトは必ずしも近場のホームデポ、ドゥーイット・センターで買えない場合があり、ボルト通信販売で取り寄せた。アメリカには手軽にDo it yourselfの材料が入るので助かった。前のAアームを取り付けるヘッドが四角形のM8ボルトは錆が酷く、外す時に何回も引っぱたいていたので代用品に交換した。新品は手に入らず代用はソケット・ヘッドの12.9に変更した。8.8では心配だったので硬度の高いものにした。他小さいボルトで荷重のかからない場所にはステンレスのボルトを多用した。

ブラストをするのは初めてであったが、汚い表面がきれいになるのは中々楽しい作業だった。ブラストのキャビネットはEbayで40ドルのものを使ったが隙間がありメディアが噴出してくるので毒ガスマスクのようなものを付けての作業だった。エア・コンプレッサーはホーム・デポで40リッターほどのタンク付を買った。ブラストは色々な小物の掃除、塗装前の下地作り、またボルトも特殊なものはブラストをかけメッキした。

メッキはキャスウェルのキットを使った。下地準備がしっかりしていると結構美しくメッキができたが、いかんせん素人仕事ゆえ耐久性には疑問符が付くけれど。気分は化学実験だった。

メッキは
http://www.caswellplating.com/kits/zinc.htm
ボルトは
http://www.boltdepot.com/Catalog.aspx#Group2
ブラスト・メディアはEastwood
http://www.eastwood.com/jump.jsp?itemID=454&itemType=CATEGORY&iMainCat=452&iSubCat=454


写真はブラストして、メッキしたあと。右下はメッキ工程(白黒写真でした)