SARAO Jeepny工場
フィリピンでクルマネタは殆ど無いんですけど、これは中々機会がない事なのでブログにアップします。マニラからほど遠くない、フィリピンの庶民の足、ジプニーの発祥の地ラスペニャスのSARAOの工場を訪問。日曜日だったので工場は稼働はしていないけど、そのバックヤード?ビルダー振りが十分感じられました。
工場全貌
板金工場
フィリピン訪問したことある人ならばジプニーがあらゆる都市、道を黒煙と騒音をまき散らしながら我が物顔で走っているのはご存じには筈。短距離であれば一乗り8ペソ=20円にも満たないので正にフィリピンの庶民の足。一方じゃそんなに安いからか?公共交通網はダメダメ状態なフィリピンではあります。外国人には一寸危険な場合もあるらしく、余りお勧めはできませんけどね。
第二次世界大戦後、米国軍が駐留、駐留後に多く残されたウィリスジープを活用し庶民の足として改造したのがその発端とのこと。今回訪問のSARAOはそのアイディアを最初に具現化した会社です。
クルマの構造は至って簡単。もともとはウィリスジープのシャシーをぶった切ってストレッチし乗客席を乗せたもの、現在でもなんら構造は変わることないような。。。ただしエンジンはみな日本から輸入の『いすゞディーゼル』の中古らしい。エルフだろうなあ。 ブレーキなど油圧系も仕様書!をみると『いすゞの部品』を活用してるみたいです。
ボディ、デザインはバイヤーの希望に合わせ、ステンレス製であったりメッキ鋼板だったりするらしい、一般的には500kペソ位とか1,000千円一寸の値段。
乗ってみるとウルサイ、排ガス臭い。。。何となくAlpineとの共通点?てなことない。