なまらしばれる夜だべさ#1

tanshin2010-02-14

「なまらしばれる夜だべさ」ANAの機内誌にそんな北海道陸別の話が。「しばれたくて」ワタクシも真冬の北海道へやってきました。一日一便しかないANA571で直接道北稚内へ、そこから列車で下る予定が12日のフライトは吹雪でキャンセル。
しょうがねえなあと千歳へ振り替えて、「汽車」で北上し稚内を目指す。千歳からエアポートに乗ってそのまんまスーパーカムイとやらに名前を変えて旭川へ。
スーパーカムイが遅れ、旭川駅構内を走って各駅(鈍行列車)停車に飛び乗りとろとろと名寄へ。

名寄で「国際雪像彫刻大会ジャパンカップ」とやらをやっているとの情報で途中下車。さぶい。。。まさに「なまらしばれる夜だべさ」マイナス10度以下ですね。

名寄の催し物国際とは名ばかりのスケールで10分で退散して、なぁ〜にもないので駅前に戻って特急「スーパー宗谷」を待つ間夕飯をとる。

なんとか予定より10時間遅れで稚内に23時頃到着。吹雪。。。ホテルまで5分の道のりで顔の感覚うせるようなしばれかた。マイナス15度。

13日は日本本土最北端、北緯45度宗谷岬へレンタカー、マツダデミオで目指す。あいにく天候悪く樺太は見えず、その後ノシャップ岬を目指す。利尻礼文悪天候で見えず。。。。というわけで時間も余ったので童夢温泉で小一時間ゆっくりし、海岸線を手塩を目指す。。。ところが今度は「地吹雪」により通行止め。

急遽予定変更し、早めに稚内から一両ワンマンの鈍行列車で3時間かけて音威子府(おといねっぷ)へ南下開始。
なかなかのんびり楽し。ところどころで乗客はワタクシ1名。こんなことが日常だと民営化後、唯でさえ廃線が多かった北海道の鉄路なあ〜んも無くなってしまうぞと危惧。

途中40分停車とかローカルならではの時刻に従い夕方音威子府に到着。駅そば全国1位2位を競うそうな音威子府駅そば。。期待していたのに16時で残念なことに閉店。音威子府「村」を歩いてみるものの、なあ〜にもなく、人気もまったくなく駅舎に戻り、特急「スーパー宗谷」を待つ。

その日20時過ぎにマイナス9度の旭川に到着。。。

色合いが欧州っぽディーゼル機関車

鈍行列車は1両かせいぜい2両、がらがら

名寄の繁華街、夜中じゃないよ19時過ぎ

稚内

宗谷岬

稚内天塩線地吹雪

稚内駅 ばっちゃん一人とおっさん一人の乗客

なんもない直線 宗谷本線

日本最大の村、音威子府。その駅