ドイツの村で・・Alpine

tanshin2005-10-22

Düsseldorfからクルマで40〜50分の村にその人のガレージというか倉庫があった。Düsseldorfに住んでいるときにAlpineを買おうとおもってドイツ版OLDER TIMER誌で数ヶ月さがしていたら、Herr Bが3台のAlpineを売りに出していたのを見つけた。当時まだドイツ・マルクの時代で価格はDM26000〜DM31500くらいの幅だった。89年東西融合でドイツの将来への期待からマルク高が進みDM1が90円くらいになっていたと思う。その後ユーロに変わるときには60円くらいまで下落したのだけれど。Herr Bは趣味兼商売をしており珍しいパーツとかA108とか変り種を所有していた。Alpineのほかは5Turbo-1,-2とか出入りしていた。僕の買うことになったA110はその中でも一番ボロのVCで、新車から殆ど手入れがされていないような代物だったけれど、塗装も上塗りされていず、それがよかった。ドイツ人はどうもモディファイが好きなようで、他のA110は色々醜くいじられていた。手に入れたVCは74年10月ドイツ・ルノーからデリバリーされ、女性を含む4人オーナーの後に僕のものになった。手前の濃紺はR5 Alpineのエンジン付き前ラジエターでオランダにDM31500で売られていった。赤、黄、赤は1600でVC、そしてVDもあった。一番奥のはスペイン製でマスターシリンダーの交換をしていた。91年3月頃だと思う。