上高地から涸沢へ

tanshin2009-10-26

本年の最後?のトレッキングで上高地から涸沢へ行ってきた。その先の奥穂高とか登山はとても無理なので涸沢まで!
金曜日の夜23:00新宿発の『さわやか信州号』で沢渡へ、そこで低公害バスに乗り換え上高地へ。実際は予定より早く着き過ぎて、パーキングやらで時間調整しての6:00に上高地着。

上高地バスターミナルで朝定食なんぞを食って6:30にはいざ出発。ルートは河童橋−明神池−徳沢へ、普通の観光客は明神池辺りで折り返すらしく、徳沢へ向かう人はへる。
こちらの8名パーティーは、徳沢で一休みし、この日のために買ったパーコレーターでコーヒーを入れてみる。ん〜〜インスタントのような味だけど雰囲気満点!?

徳沢から横尾へ、横尾でカレーやらラーメンの昼食をとり、槍見河原方面と別れいよいよ涸沢方面へ。

東京地図出版の『上高地乗鞍高原』には、この涸沢への道に関して以下の記述。
上高地からの高低差はおよそ800m。横尾まではほぼ平坦な遊歩道で、そこから勾配のある山道を登ることになる。北アルプス登山の経験者が同伴すれば誰でも行ける。』と。。。

最後の一文!!『経験者が同伴すれば。。。』と条件をつけてんな!!われわれのパーティーには経験者ゼロですけど。。。
経験者が居ようが居まいがメタボなバディーには、いやァ結構厳しい道のりでしたぞ。ガイドには横尾−涸沢3時間とあったけど。。。とても
メタボ証明書付きおとっつあんには無理で+1時間くらいかかってしまった。そんなことでようやく涸沢ヒュッテに到着。

7時位に上高地を出て涸沢に到着は16時位。てれてれ歩き+ノンビリ写真撮影+パーコレーター遊び+厳しい急峻な本谷橋で9時間もかかってしもた。
流石にメタボとは故かかりすぎです。

時期的に紅葉ど真ん中シーズンは外したので、渋滞もなく森閑とした涸沢で、テントも僅か、ヒュッテも涸沢小屋も冬支度に入っていました。富士山の山小屋と金額は同じくらいなのに、涸沢ヒュッテの食事の充実度は場所を考えれば凄い!とんかつ+サバ味噌+ハンバーグ+タマゴウンダラ等など付いた夕食としゃけ+卵焼きなんか付いてた朝食。かつ一人づつの布団!!。

25日は5時過ぎには起床して、後ろ髪をひかれつつ14時上高地発のバスに乗るべく6時半には出発。淡々と下りる下りる。天気は予報外れの快晴。
下りるほうは案内書よりも早く結局12時には上高地に到着。14時発のバスで新宿には千均渋滞があったものの、予定の30分遅れ19:30に新宿に到着。

一瞬富士山より楽だった。。。と思ったけれど、家に帰り風呂に入って驚いた!自分の足、ふくらはぎが異様に太くカチカチに!翌朝の筋肉痛から察するに、どうも肉体的には富士山より「きつい」という実感が湧いてきた。

この涸沢、富士山と違って又絶対行こうと思いますっ!!